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『活性酸素』って、いったい何者なの?
『活性酸素』は、“生活習慣病(成人病)”の元凶です。
1956年に、アメリカ ネブラスカ大学のハーマン博士が、『フリーラジカルセオリー』として「生体内に入った酸素がフリーラジカル反応を起こし、細胞膜や、細胞内の小器官の生体膜を破壊、その結果、DNAを傷つけ、ガンや生活習慣病、老化の原因になる。」との最初の論文を発表して以来、今日までの様々な医学や生理学の研究成果によって、『“活性酸素”による体内の酸化』が、ガンをはじめとする多くの生活習慣病や慢性疾患、さらには、老化そのものの大きな要因であることが確認されています。
Dr. Denham Harman

医学部でも行かないと、学校の授業では教えてくれないことなので、
ちょっと理解しづらく、にわかには信じがたいのですが、
最近、健康食品のキャッチコピーやテレビの健康番組などで、『抗酸化力を高める!』というフレーズを耳にされると思います。この『抗酸化力を高める!』ということが、“活性酸素”による体内の酸化を抑制するということに他なりません。
体内の酸化については、このビデオをご参照ください。
既に医学界では、「老化の進行や数々の病気の発症プロセスには、“活性酸素”が深くかかわっている。」ということが定説となっており、生活習慣病の予防法として、この抗酸化力を高めることが大切だと言われています。

そこで、国立健康・栄養研究所の医学博士近藤和雄先生が書かれた『専門医がやさしく教える活性酸素』を参考に、『活性酸素』対策と抗酸化力アップについて考えてみましょう。
この本の詳細はこちら

まず、“活性酸素”がかかわっている病気には、どのようなものがあるのかですが、
  • 動脈硬化
    • 脳卒中−脳溢血、脳梗塞
    • 虚血性心疾患−心筋梗塞、狭心症
    • 高血圧
  • 糖尿病
  • 癌、肝炎
  • 胃潰瘍、十二指腸潰瘍
  • アレルギー−花粉症、アトピー性皮膚炎
  • 細胞の劣化−老化そのもの
  • その他、200種類以上の病気に『活性酸素』が関与しています。
体内において活性酸素がどのように生成されるかは、このビデオをご参照下さい。
この“活性酸素”を、ひとことで表現しますと、
“活性酸素”とは、“酸化力の強い酸素”で、まわりにある物質を酸化して自らは不活性化します。“活性”とは、「反応性が高い。反応し易い。」といった意味です。
化学的な「物質を酸化する」という表現は、日常的な表現の中の「燃やす。錆付かせる。劣化させる」という意味に等しく、
  • 金属が酸化されると、錆びてしまいます。
  • ワインが酸化されると、まずくなります。
  • お肉が酸化されると、腐ります。
  • りんごが酸化されると、茶色くなります。
  • 油が酸化されると、臭くなります。
  • ゴムが酸化されると、弾力性を失い脆くなります。
この反応しやすい活性酸素は、日常生活の中の様々な場面で、体内に生成されています。
  • エネルギー代謝 = 細胞が、酸素を使って栄養を燃焼させエネルギーを生み出すとき、燃焼に使われる酸素のおよそ2%が不完全燃焼により“活性酸素”になる。
  • 免疫力 = 呼吸などで体内に入った病原菌、異物などを退治するときに白血球が出す。
  • 解毒 = 肝臓では、有害物質、化学物質などを解毒するときに酵素が出す。
  • 便秘 = 悪臭便がでるとき。腸内悪玉菌が優勢となり、腸内異常発酵がおこったとき。
  • ストレス = 極度なストレスにより、交感神経が緊張状態となったとき。
  • 飲酒、喫煙、激しい運動、紫外線、電磁波、放射能、大気汚染
このように、いろいろな発生要因があるのですが、青字で書いた項目は、生理システムに起因するものなので欠くことはできません。しかし、赤字で書いた項目は対策可能なので、これらの要因を低減することが、ひとつの“活性酸素”対策につながります。

体内には、エネルギー代謝などで生じた不必要な“活性酸素”を消去するために、『SOD:スーパーオキサイドディスムターゼ』を代表とする抗酸化酵素が生成され、血液によって体の隅々まで運ばれていますが、40歳代あたりから、その生成能力が急速に落ちてくるため体全体の抗酸化力が衰えてきます。
 この抗酸化力の低下により、あちこちの細胞が酸化され劣化しはじめます。
組織に異常を生じることなく細胞が穏やかに錆びていくだけなら、それは“老化”と呼ばれるのですが、“老化”していく段階で、急激な細胞の酸化や、血管の劣化(動脈硬化)による血液循環の不具合などが生じ、どこかの組織に異常が起こることがあり、それは“病気”と呼ばれるという次第です。

ですから、加齢によって体内の酸化の度合いが高まってくると、“生活習慣病(成人病)”などにかかる危険性がより高まります。逆の見方をすれば、病気を患っているひとが、実年齢よりも老けて見えるのは、体内の急速な酸化による劣化の表れと考えられます。

今日『生活習慣病』と呼ばれている病気が、以前は「理由は分からないが40歳代前後からの発症率が高かった」ために『成人病』と呼ばれていたのも、このあたりにその理由があるようです。
しかし、今日では、ライフスタイルや環境汚染など様々な面で、活性酸素を発生させる外的要因、活性酸素以外の発病原因のいずれもが増加したことで、発病の低年齢化と患者数の増加をもたらしたことが、『生活習慣病』への呼称変更につながったそうです。

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